インターネットなどで加害者・被害者とならないための自衛とは

前回インターネットにおける無責任な勧善懲悪についてお話しました。

ではそれらの加害者、被害者とならないための自衛とは

どういったことをすればいいのでしょうか。

 

結論から言うととても簡便ですが、

おかしい人間との距離を適切にとる、ということです。

 

言葉にすれば簡単ですが、会話の部分や、それ以外の行動の面など、

”おかしい”とすべき行動言動の判断は見る・聞く側の経験に裏打ちされるものであり、

その判断基準はとても難しいものです。

 

そこで人間の行動やその傾向を判断するために、原形質というものを提唱しています。

このサイトの冒頭でも書きましたが、人間は基本的な部分にパターンがあり、

それは十人十色と言われるように多くはありません

基本的な行動の指標となるものを持ち、それはパターン化しており、

それが”おかしい”言動や行動を測る基準とすべきものなのです。

 

またそれは、自分自身にも当てはまり、自分がどのような人間のパターンで、

どのような性質を持つかを知ることで、自分の行動に余裕が持てるようになります。

 

つまりは自分を知り、相手を知ることで、おかしい人間との距離を適切にとることができるようになります。

そして、加害者および被害者にならない自衛の手段を得ることができるようになるのです。

 

原形質の例

ワードリストにも掲載していく予定ですが、ここで簡単い人間に内在するパターン、

つまり、原形質についての例を簡単に示します。

 

・集団性原形質

これは集団での社会的立ち位置を重視するタイプの行動基準で、

グルーピングやマウンティングが特徴的な正確です。

学校では特定の友人グループなどの枠組みの中に、

会社では特定の派閥などが顕著です。

 

・個人原形質

個人的趣味や価値観を重視するタイプの行動基準で、

オタクや研究者と言われるタイプの人間が多いです。

友人関係も趣味・嗜好に寄ったものが比較的多く、

文献や、権威などに強い関心を示します。

会社では集団や派閥に属さないタイプで、

個人の立ち位置を守る場合が多いです。

 

 

大きな分類では上記2つが主な原形質で、これらに環境や、

価値観による行動のベクトルが加わり、大まかに4つのタイプに分類されます。

 

この4つのタイプと、属している集団に準じて、行動や発言、を行う予測を

することが出来、その中から危険な言動行動を見極め、適切な距離を置くことが自衛の手段となります。

 

次回は具体例を上げて自衛のための行動予測をお話します。

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