リストカットと神聖かまってちゃんの原形質

最近良くドキュメンタリーで放映されるリストカットを行う女性。

私自身、そういう女性に遭遇したことがあるのですが、これは心の傷がさせる、言わば　人間の原始的行動の基準：原形質　とは異なるものだと考えていました。

しかしながらとある記事をきっかけに、そういうものではなく、まさに原形質による行動として発生しているものだとはっきりと感じました。

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こちらの記事にある女性、以前私が遭遇した女性と全く同じ行動を行っていました。

特に一致した行動は下記

・人に見せるために行うリストカット

・性的欲求を満たされる、満たさせることで自己のアイデンティティを守る

・自分のパートナーとなる異性は誰でもいい

・プライドが高く、常に自分優位な目線での言葉を選ぶ

・情緒不安定で独善的、思い通りにならない場合、非常に攻撃的になる

・悲劇のヒロイン思考がある

・過去を美化してそれによってプライドを守る

・自分の事を1番分かっているのは自分だと言う

・他人の言うことを親身に聞くことはなく、独断ですべて決める

これら全てにおいて共通していました。

ちなみに同様の原形質を持つ有名人に倖田來未がいますね。

以前からこういった人物は殆ど見たことがなかったため、これらが人の持つ原始的な行動＝原形質に関与しているとは思っていませんでした。

しかしながら、今回のこの記事を見て、はっきりと、そう思うようになりました。

一致する行動があまりにも多すぎるためです。

一方でこれらの行動は特に女性からは嫌われるタイプの物が多く、権威や、名声などを失うと一気に敬遠されていくのが実情です。

そうやって孤独になっていくのに伴い、自分を正すのに必要な他者の意見がなくなっていき、元々あった原形質による行動が顕著になるのでしょう。

特にこれらの原形質の行動に顕著に現れるのが、女性にとってのステータスとなる、パートナーです。

異性のパートナー、というのは、自分が保てるプライドを守るための最後の砦であり、常に現在と過去のパートナーと比べて評価を行い、見下すことで自分のプライドを守っていきます。

年齢や、仕事の忙しさなど、とくにパートナーがいなくてもおかしくない理由がなければ、パートナーはいなくてはならないと考えており、体を使ってでも獲得しようとします。

加えて神聖かまってちゃんという言葉があるように、他者に常に気にしてもらいたいという欲求が強く、最も手っ取り早い方法で意識を向けさせようとします。

つまり、自分の命を人質にして、相手の良心を脅す、リストカットです。

これは自暴自棄や、自殺願望の意味合いは非常に薄く、傷跡は付いても、致死的なものにはなりません。意識的、あるいは無意識的に自分が死なないラインで行っていることが多いためです。

そのため、血が鮮やかに見えたり、血の存在がよく確認できる方法を行います。他者に見せつけ、「かわいそう」や、「守ってやりたい」という意識をつけさせるためです。

傷跡や、血を見せることで、自分を人質にし相手の良心を支配して、それにより結果的に自分のプライドを守る行動、これがこの原形質の大きな特徴です。

病院等での治療も、本人には基本的に治す気はなく、常に病的であることを望みます。薬なども、バレないように自分の判断で止めたり再開したり、酒と併用したりすることで、病院には行っているが治らないという状態を演出します。

この原形質はこれらの行動全てにおいて、「寂しい」という言葉を用いて言い訳あるいは弁解を行います。

しかしながら、この言葉は、相手のために努力することを放棄し、自分を手放せない状態にして構い続けさせるために、手っ取り早く相手を拘束する手段であり、その隠れ蓑として使われる言葉です。

残酷な話ではありますが、この手の原形質の人間は関わった人間をことごとく不幸にしていくため、放置することが寛容です。

下手に優しくすることや、厳しくすることは、一切心に響くことはなく、その原形質の人間が自分の現状を理解し、改善するための一助には絶対になり得ません。

もしそれでも助けたいというのであれば、その原形質の相手のために、自分のすべての時間と財産、気力を使い切っても後悔はしないという覚悟が必要となります。

そして、その覚悟で挑んでもなお、相手に感謝されるようなことは、ほぼないということをよく理解しておいてください。

それほど、この原形質は危険で、救えないタイプなのです。